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1台3役、これだけでOK!Ankerのモバイルバッテリー”Power Bank (10000mAh, Fusion, Built-In USB-C ケーブル)”をレビュー

外出先でのデバイス充電に欠かせないモバイルバッテリー。

携帯性や充電容量の大きさなど、人によって重視することは様々かと思いますが、個人的に一番使い勝手が良いと感じているのが、iPhoneフル充電2回分に相当する「10,000mAh」のモデル。

普段の外出はもちろん、旅行や出張時にもフル充電2回分あればとりあえず安心と、非常に便利です。

そんな10,000mAhのモバイルバッテリーの中でもわたしが特におすすめしたいのが、Ankerの「Power Bank (10000mAh, Fusion, Built-In USB-C ケーブル)」。

コンセントに挿せば急速充電器、そうでないときはモバイルバッテリー、さらにはケーブルも付属と、1台3役の超便利モバイルバッテリーなんです!

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目次

概要

AnkerのPower Bank (10000mAh, Fusion, Built-In USB-C ケーブル)の概要は以下の通りです。

製品名Power Bank (10000mAh, Fusion, Built-In USB-C ケーブル)
出力最大30W出力
容量10,000mAh
公式価格7,990円
ディスプレイあり
重さ約250g
サイズ約108 x 51 x 31mm (プラグ部を除く)
ケーブルの長さ約255mm
発売日2024/6/20

外観

今回わたしが購入したのはブルーのカラーです。

表側はつるつるとした素材感。ディスプレイがあり、バッテリーの残り残量がわかります。具体的な数字がわかるのはめちゃくちゃありがたい!

裏面はさらさらしています。

折り畳み式のプラグがついており、プラグを出すとコンセントに挿して直接モバイルバッテリーを充電したり、急速充電器として使ったりできます。

側面には電源ボタンとUSB-Cポートがあります。

USB-Cポートの他に付属でUSB-Cケーブルがついており、別でケーブルを持ち歩かなくてもスマホやタブレットを充電することができます。

付属のケーブルはストラップとしても使えます。

実際に使ってみて良かったところ

安心の10,000mAhなのにコンパクト

モバイルバッテリーを選ぶのに気にする点のひとつが、バッテリー容量。

市販品で多いのは、5,000mAh・10,000mAh・20,000mAhの3種類。それぞれの容量のイメージ(目安)は以下の通りです。

  • 5,000mAh・・・iPhoneフル充電1回分
  • 10,000mAh・・・iPhoneフル充電2回分、iPadフル充電1回分
  • 20,000mAh・・・iPhoneフル充電4回分、iPadフル充電2回分、MacBook Airフル充電1回分

しかし、モバイルバッテリーは充電時にロスが発生するなどの理由から、実際には記載された容量の7~8割しか充電できないという実態があります。例えば5,000mAhのモバイルバッテリーの場合、実際にはフル充電1回分以下なことがほとんどです。

そのため、個人的にはやはり10,000mAh以上が使いやすくおすすめです。わたしのようにiPadの充電にも使いたいという方であれば、10,000mAh以上はほぼマストになってきます。

一方で、一般的にモバイルバッテリーは容量が大きくなるほどサイズも大きくなってしまいます。

ですが、本製品は手のひらに収まるサイズでコンパクト

重さは約250gで、5,000mAhのモバイルバッテリーと比べると持ち上げたときさすがに若干重さを感じますが、プラグ内蔵の10,000mAhバッテリーだと軽い方かなと思っており、容量とサイズのバランスが取れた製品だと思います!

プラグ付きで充電楽々&急速充電器にもなる!

本製品は折り畳み式のプラグが内蔵されています。

プラグを出してコンセントに挿せばモバイルバッテリー本体の充電もできますし、さらにデバイスを繋いで急速充電器としてデバイスを充電することもできます。

私はモバイルバッテリー本体の充電を忘れてしまうことがしばしばあるのですが、そういうときもコンセントさえあれば急速充電器として使えるのがとてもありがたいです。

カフェなどでは席にコンセントがついていることが多いので、出先でさっとモバイルバッテリーやデバイスの充電がしやすいのも気に入っています。

なお、本体をコンセントに挿した状態でデバイスを充電した場合は、まずデバイスの充電が行われ、充電が完了次第バッテリー本体への充電が開始されるとのことです!(モバイルバッテリー充電0%、iPhone充電10%の状態からモバイルバッテリー経由のiPhone充電を開始したところ、iPhone充電が70%を超えたあたりからモバイルバッテリー本体への充電が始まりました)

ケーブル付属で持ち物が減らせる

本製品はプラグだけでなく、USB-Cケーブルも内蔵されています。

「モバイルバッテリーを充電するための充電ケーブル」を持ち歩かなくていいのが助かるポイント。

荷物をコンパクトにまとめることができますし、モバイルバッテリーを持っているのにケーブルがなくて充電できない…といったトラブルも回避できます!

最大30W出力で急速充電にも対応

本製品のUSB-CケーブルとUSB-Cポートは最大30Wの入出力に対応接続したデバイスの急速充電が可能です。

特に嬉しいのが、モバイルバッテリー使用時も最大30W出力が可能なこと。このタイプの製品は急速充電器として30W出ても、モバイルバッテリーとして使う際には出力が下がってしまうことも多いので、これはありがたいです。

30Wなので、MacBook Airの充電も可能です。バッテリー容量的にこれだけでMacBookの充電を賄うのは難しいかと思いますが、いざというときの応急処置があるのは安心ですよね。

気になるところ

付属のUSB-Cケーブルの耐久性が気になる

本製品には元からUSB-Cケーブルが付属しているのですが、耐久性の面がやや気になります。

完全に付属品としてくっついており取り換えなどもできないと思われるため、モバイルバッテリー本体より先にケーブルがダメになって使えなくなってしまう可能性があるんじゃないかと懸念しています。

もっとも、別でもう1つUSB-Cポートがついているので、付属ケーブルがダメになった場合もそちらを使って使用し続けることは可能だと思いますが…。

2台同時充電のときは出力が下がる

本製品のUSB-CケーブルとUSB-Cポートは最大30Wの入出力に対応していますが、2ポートを同時に使用する際は最大15Wに出力が下がってしまいます。

同時充電だとせっかくの急速充電が使えないというのは残念ですが、このような仕様の製品は多いので仕方ないかな~と思っています。

熱くなる?

モバイルバッテリーといえば気になるのが、熱を持つかどうか。

わたしが使用した限りでは、充電を開始すると若干熱くなります。特に本体の上半分(?)というか、プラグやケーブル、ポートのある辺りはやや熱くなります。

ただ、下半分はほぼ熱を持たないですし、そこまで気にならないかなという感じです。とはいえ今は新品なので、長く使って劣化してきたときにどうなるかは追って確認していきたいと思います。

まとめ:これだけで持てば充電できる3-in-1モバイルバッテリー!

今回はAnkerのモバイルバッテリー「Power Bank (10000mAh, Fusion, Built-In USB-C ケーブル)」のレビューをしてきました。

USB急速充電器、モバイルバッテリー、USB-Cケーブルの3つが一体となっており、これ1台で出先での充電ができるとても便利な製品です!

持ち物を減らしたい方、便利なモバイルバッテリーを探している方はぜひチェックしてみてください!

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