デスクワークの民が1日中触っている3種の神器と言えば、「椅子」「マウス」「キーボード」ではないでしょうか。
そんな作業効率に直結するキーボードですが、先日購入したロジクールのワイヤレスキーボード「MX KEYS S」が素晴らしすぎたので、今回はこちらの使用感や特徴をレビューしていきます!
MX KEYS S の概要
「MX KEYS S」の概要は以下の通りです。
項目 | 内容 |
---|---|
サイズ | 高さ:131.63mm、幅:430.2mm、奥行き:20.5mm、重量:810g |
カラー | 2色(スペースグレー、ペールグレー) |
対応OS | Windows、macOS、Linux、ChromeOSなど |
バッテリー | ・充電式リチウムポリマーバッテリー(USB-Cで充電) ・バックライトオンで最長10日、バックライトオフで最長5ヵ月 |
今回購入したのはフルサイズキーボードの「MX KEYS S」ですが、同様のスペックでテンキーレスの「MX KEYS mini」もあります。
MX KEYS S の特徴・メリット
シンプルで洗練されたデザイン
まずはなにより見た目が良い!意味もなく眺めてしまいます。
わたしが購入したのはペールグレーの色で、ホワイトとグレーのみの洗練されたデザインが素敵です。
AppleのMagic Keyboardのホワイトと似た色合いで、mac製品と合わせても違和感なく使用できるかと思います。(Magic Keyboardと比較すると、ベースのグレーの色はこちらの方が濃いです)
また、MX KEYS Sにはバックライトがついていて、手を近づけるとライトが光るのですが、これもとても綺麗です(設定でオフにすることも可能です)。
3台のデバイスをシームレスに移動可能
MX KEYS Sは最大3台までの端末をペアリングして接続できます。
在宅勤務が増え、家で社用PCと私用PCを併用している自分としては、快適に複数台切り替えできることはとても重視していたポイントでした。
切り替え方法は簡単。最大3つまでペアリング先を登録しておくことができるので、登録さえしていれば切り替えボタンを押すだけでデバイスの切り替えができます。
赤枠で囲んだ3つが切り替えのためのEasy-switchボタンになるのですが、例えば真ん中の2のボタンを押すと、それだけで2に登録したデバイスとの接続を行ってくれるんです。便利すぎる!
切り替えも非常に快適で、登録さえしてあればボタンを押して1-2秒で接続先が切り替わります。
MX KEYS Sは、
・OSに関係なく接続が可能であり、
・USB無線接続とBluetooth接続の両方に対応
しています。
特にOSについては、WindowsとMacの他、AndroidやLinuxもOKと、ほぼすべての端末で接続可能です。わたしは①社用PC(Windows)、②私用PC(Windows)、③iPad Air(Mac OS)の3つをペアリングしています。
今まで社用PC→私用PC→社用PCとUSBをいちいち挿し直して使っていたのがボタンひとつで切り替えできるようになり、とても快適です!
打ち心地が最高
わたしはパンタグラフ方式のパチパチとした打鍵感が好きなのですが、MX KEYS Sはまさにそれです。
程よい反発感もあり、思っていた以上に「打ってる感」があります。
また、キーの中央部分が少し凹んでおり、これが手にフィットして打ちやすいです。
タイピング音は静かめ。「パチパチ」に近く、以前使用していたロジクールの静音キーボード K295の「スコスコ」という音に比べるとやや大きいですが、メカニカルキーボードなどに比べると格段に静かです。
正直勢いよくタイピングすると静かな場所では少し気になるかなという感じですが、そこまで力強くタイピングしなければ静かな場所でも問題なく使用可能だと思います。
個人的にはこの程良い打鍵音含めて「キーボード打ってる!」って感じがして気に入っています。
MX KEYS Sの気になるところ
価格が高い
これを言ったら元も子もないんですが、値段は¥19,690(公式価格)と、ただの会社員がキーボードにかける値段としては結構高め。
とはいえ、MXシリーズはロジクールのフラッグシップ製品であり、MX KEYS Sはこれだけハイスペックかつフルサイズキーボード。
特に機能面にはとても満足しており、これだけのものがこの値段で手に入るならむしろお得、というのが正直な感想です。
わたし自身は見た目・打鍵感・機能すべてに満足していますし、週2-3回は在宅勤務なので使いまくっており、十分元は取れたかなと思っています。
日本語配列しかない
MX KEYS Sは日本語配列しかラインナップがありません。
わたしは日本語配列で特段問題ないのですが、普段英字配列を使っている方にとっては結構つらい点かと思います。
一応同じシリーズの「MX KEYS(MAC用)」は英字配列になるんですが、こちらはあくまでMac用になるためWindowsPCと接続することができないんですよね。
MX KEYS Sの英字配列・MX KEYS(MAC用)の日本語配列もいつか出してほしいところです。
高さ調整ができない
MX KEYS Sは元々約5.5度の傾斜がついていて、高さの調整はできません。
とはいえ使い始めた当初は若干高さが足りないような気がしていたものの使ってるうちに慣れてしまい、今ではすっかり気にならなくなりました。
総評:買ってよかった!!!
結論としては、めちゃくちゃ満足しています。
見た目良し、打ち心地良し、性能にも文句なし。おかげさまで在宅勤務が捗りまくっています。
多少高くても快適さを妥協したくないという方、私のようにUSBとBluetooth両方を使って複数台接続したいという方はぜひチェックしてみてください!
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