忙しい社会人にとって、勉強時間を確保するのは簡単ではないですよね。
「勉強しよう!」と思っても、いざ家に帰るとスマホをいじったり、ベッドやソファでごろごろしたりしてしまい、気付いたら翌朝…なんてことも多いのではないでしょうか?
そんな方にお勧めしたいのが、仕事終わりのカフェ勉強です!
わたし自身も、以前は家に帰るとすぐにベッドにダイブしてしまい全く勉強時間が取れていなかったのですが、仕事終わりにカフェに行くようにしたことで勉強を習慣づけることができました。
その結果、
- TOEIC 500点台⇒800点台に
- ITパスポート 取得
- G検定 合格
- データサイエンティスト検定リテラシーレベル 合格
など、様々な成果を上げることができました!
この記事では、カフェ勉強の魅力に加え、おすすめカフェや勉強グッズについても紹介していきます。
資格勉強や読書、スキルアップなど、なにか頑張りたい社会人の方はぜひ参考にしていただければ幸いです!
家で集中できない人はカフェ勉強がおすすめ!メリットは?
ここからは、わたしが実際にやっていて感じたカフェ勉強のメリットについて、順番にお伝えしていきます!
- 誘惑が少ない
- 人の目がある
- お金を払っている
- 時間が限られている
- コーヒーの香りで集中力アップ
誘惑が少ない
カフェは家と比べて圧倒的に誘惑が少ないです。
テレビや漫画、ゲームはないですし、ソファやベッドに横になることもできません。なので、必然的に目の前の勉強に集中するしかなくなります。
唯一の誘惑はスマートフォンですが、バッグの中にしまう、電源を切るなどしてつい触ってしまわないよう工夫しましょう!(スマホを目に見える場所に置いておくと、触っていなくても集中力が下がってしまうらしいので、見えない場所にしまうことをおすすめします)
人の目がある
カフェに行くと、当然周りに人がいる状態で勉強することになります。
人間、どうしても周りの目が気になるというもので、「誰かから見られている」と思うとそれだけで背筋が伸び、ちゃんと勉強しようという気持ちになれます。
また、周囲に同じように仕事や勉強をしている人も多いので、「あの人も頑張っているんだからわたしも頑張ろう」と思え、モチベーションにもなります!
お金を払っている
カフェに入るには、最低でも1杯300円程度のドリンクを購入する必要があります。
そのため、「せっかくお金を払ったんだからその分頑張らないと」という気持ちになり、それが自然と勉強するモチベーションになります。
逆に、隣の席がわいわいした人だとそちらにつられてしまうこともあるので、わたしはいつも、自分と同じように一人で勉強や作業をしにきている方の隣に座るようにしています。
時間が限られている
カフェに滞在できる時間は、大体1~2時間です。
中にはもっと長居できるカフェもありますが、基本的には混雑度合いやドリンクの減り具合を踏まえて1~2時間程度で退店する人がほとんどのはずです。
そのため、「限られた時間をどう使うか」という方向に意識が向かい、ダラダラとSNSを見たりぼんやりと時間を過ごしたりすることが減り、集中できます。
コーヒーの香りで集中力アップ
これはおまけ的な部分かもしれませんが、カフェでコーヒーを飲んだり、カフェに漂うコーヒーの香りの中で勉強することで、より集中することができます。
コーヒーに含まれるカフェインには、脳を刺激し、集中力を高める効果があります。
また、コーヒーの香り自体にもリラックス効果や集中力を上げる効果があるそうです。コーヒーは味が苦手…という方も、香りだけでもいい効果があるのでぜひカフェへ行ってみてほしいです。
カフェ勉強のデメリット & 気になるところ
とはいえ、カフェ勉強もメリットばかりではありません。気になるところについても順番に書いていきたいと思います。
- お金がかかる
- 疲れる
- 自由時間が減る
- 周りの目が気になる
- お店に迷惑をかけないか気になる
お金がかかる
カフェ勉強にはお金がかかります。色々なカフェがありますが、一番安い(ことが多い)ブラックコーヒーでも1杯300~500円ぐらいはします。
仕事帰りに行くとつい軽食やスイーツも一緒に頼んだりして(腹が減ってはなんとやら…)、週に3-4回カフェに通うとなると、それだけで月1万円近い金額になります。
ただ、わたしはこれについては必要経費だと思っています。言い換えれば、自己投資ですね。
もしカフェに行かずまっすぐ家に帰っていたとしたら、お金は貯まったかもしれませんが勉強時間はきっと激減していたはずです。1回500円程度の出費で1-2時間の勉強時間を確保できたと思えば、それだけで価値があると思います。
カフェ勉強で資格やスキルを身につけることができれば、会社での評価や転職の際に有利に働くこともあるはずです。月のカフェ代が1万円の場合、昇給や転職で年収が12万以上上がればそれだけで元は取れます。
わたし自身も、カフェ勉強で得た資格や知識が実際の仕事に繋がったと思うことは多いですし、未来の自分への投資だと思って払っています。
疲れる
一日仕事をした後にカフェに行って勉強するわけですから、正直疲れます。わたしもいつも終わった後は少しフラっとするというか、頭のエネルギーを全部使いきったような感覚になります。
でも、心地の良い疲れです。「仕事もしたのに、その後勉強までしてわたし偉すぎじゃない!?」と思うと、自己肯定感爆上がりです。
自由時間が減る
当たり前の話ですが1日は24時間しかないので、カフェ勉強に使った分だけ家での自由時間は減ります。
家族と過ごす時間や、掃除や洗濯など家事の時間はもちろん、家でYoutubeやテレビを見る・なにも考えずダラダラするといった時間も減ります。
ただ、わざわざ仕事終わりに勉強したいと考えるような方であれば、家でダラダラするよりも外でしっかり勉強をしてきた方が達成感を感じるのではないでしょうか?
わたしも、カフェ勉強をした日は「今日もよく頑張ったな~」と思いながら充実した気持ちで眠りにつくことができます(逆に勉強しなかった日の方が、今日何もしてない…という気持ちでダラダラと夜更かししてしまうことが多いです)。
ただし、カフェでがっつり勉強してきたにもかかわらず、家でスマホを見ながら夜更かし、なんてことのないようにだけは注意しましょう!睡眠は大事です(自戒も込めて…)。
たまに集中できないときがある
わたし自身、せっかくカフェに入ったにもかかわらず何もできないままカフェを出てしまった…ということがたまにあります。
疲れすぎて集中できなかったという場合はそのまま帰ればいいのですが(休むのも大事です)、隣の席の会話がうるさい・学生が騒いでいるなど、自分以外のことが原因で集中できない日もあり、そういう日はなんだか損をした気持ちになります。
もっとも、カフェで会話したり常識の範囲でわいわいしたりすることは何ら問題のある行動ではなく、誰も悪くないのですが…。
こういった事象は他人のことなのでコントロールするのが難しいですが、カフェの客層は立地や時間帯、お店ごとになんとなく決まっているので、お一人様が多く静かめなカフェを見つけて、そこを行きつけにするとこのようなリスクを抑えられるかなと思います。
個人的なおすすめは、オフィス街のカフェです。同じように仕事終わりのサラリーマンが作業や勉強をしていることが多く、静かですしモチベーションも上がりますよ!
周りの目が気になる
メリットとデメリットは表裏一体…ということで、カフェで勉強すると周りの目が気になるという人もいるかと思います。
ですが、昨今カフェで勉強をしている方は結構多いです。勉強でなくても、PCで作業をしていたり小説を読んだりと各々が各々の時間を過ごしていますから、勉強している自分が浮いているのではないかと過度に気にする必要はありません。
ただ、仕事終わりとはいえ職場近くのカフェに入るのはあまりおすすめしません。同僚に見られる可能性があるからです。
勉強をしているだけで何らやましいことをしているわけではないのですが(むしろ自慢してもいいくらいです笑)、知り合いに見られるのは恥ずかしいという方が多いと思いますので、勉強するカフェは職場から少し離れたところや自宅近くを選ぶことをおすすめします。
なお、シンプルに周りに人がいると落ち着かないという方の場合は、カフェではなく自宅など静かな場所で勉強する方が合っているかもしれません。
お店に迷惑をかけないか気になる
お店によってスタンスが違うので一概には言えませんが、少なくともわたしは、店員さんから勉強を注意されたことは一度もないです(普段はコーヒー1杯で1-2時間ほど滞在しています)。
個人的な考えですが、混雑している・順番待ちの人がいる・元から回転の早いタイプのカフェなどという場合でなければ、基本的には勉強しても問題ないと考えています。
仕事帰りであれば基本平日の夕方~夜ですから、土日とは違って空いていることが多いはずです。
ただ、お店によってはあらかじめ滞在時間が決められていたり、勉強禁止だったりする場合がありますので、そのときはお店の指示に従ってください(大体は案内されるときに店員さんから説明されたり、席に張り紙が張ってあったりします)。
おすすめカフェ
カフェ勉強が良いとわかっても、実際やってみようと思うとどこに行けばいいか悩みますよね。
個人的には、勉強にはやはりチェーンのカフェがおすすめです。席数が多くて混みづらいですし、Wi-fiや電源が設置されている店舗では他にも作業している人が多いので罪悪感少なく勉強することができます。
わたしが実際によく勉強に利用するカフェは以下の5つです。
- スターバックスコーヒー
- タリーズコーヒー
- ドトールコーヒー
- コメダ珈琲店
- エクセルシオールカフェ
逆に、個人経営のカフェは勉強には不向きに感じることが多いです。
個人経営の場合は席数が少ないお店が多く、勉強で何時間も居座るのは少し居心地が悪いですし、テーブルが小さかったりWi-Fiがなかったりすることも多いです(勉強の際に講義動画を見たりする人は困るはずです)。
カフェ勉強おすすめグッズ
ここからは、カフェ勉強の際のおすすめグッズについてご紹介します!
ノイズキャンセリング機能付きイヤホン
カフェでは基本的に、ノイズキャンセリング機能付きイヤホンで作業用BGMを流しながら勉強することをおすすめします。
適度な雑音は集中力を高めてくれるのですが、個人的にはほとんどのカフェのBGMは勉強するには音が大きすぎると感じますし、なにより周りの話し声は意外と気になります(隣で保険の勧誘なんて始まった際にはまるで集中できません)。
普通のイヤホンでは話し声が普通に貫通してきてしまうので、ノイズキャンセリング機能付きのイヤホンを使用し、そのうえでさらに自分で作業用BGMを流すと完全に周りの音をシャットアウトできますよ!
カフェで周りを見ている限りだと、Airpodsがかなり優勢ですね。
なお、個人的なおすすめはAnkerのSoundcore P40iです。約8,000円というAirpodsの3分の1以下の価格ながら、十分なノイキャン性能を有しているコスパ最強のイヤホンです。わたしはいつもこちらをカフェに持って行っています。
iPad(タブレット)
勉強にしても読書にしても、現物の本をバッグに入れて持ち歩くのはかなり重くかさばります。仕事終わりに勉強するために朝からバッグに何冊ものテキストを持って出勤、というのはあまりやりたくないですよね。
その点、iPadであればノート替わりに使ったり、キーボードをつけてPCのように利用したり、Kindleアプリで本を読んだりと、コンパクトなサイズながら1台で様々な用途に利用可能なのでおすすめです。
わたしは特にiPadのノートアプリGoodNotes6を愛用しており、過去に以下の記事も書いているので、よかったら参考にしてみてください!
まとめ:社会人の勉強にはカフェがおすすめ!
今回は、社会人の勉強にカフェ利用をおすすめする理由について紹介しました。
カフェは家とは異なり人の目があり誘惑が少ないです。多少のお金がかかってしまうことは事実ですが、その分集中して勉強することができます。
ぜひ皆さんもカフェ勉強でスキルアップ・資格取得を一緒に頑張りましょう!